iconわたしの移住ライフ

米田 透さん

米田 透さん

職業 / 農家

中学校教員として長年勤務。オーストラリアのシドニー日本人学校教員としても勤務。退職後、農業大学校で農業を学び、野菜等を栽培している。

人のあたたかさに惹かれて――教員から農業へ転身した三股町での暮らし

米田 透さん

三股町に移住した経緯を教えてください。

大学を卒業後、教師の道へと進み、そこで三股中学校に赴任したことが移住の大きな決め手でした。
同校は三股町唯一の中学校で、生徒数が約1,000人と非常に多いんです。
生徒数が多いと、凄い才能を持った生徒に出会える可能性も高くなるわけで、当時、駅伝部の顧問をしていた私は、多くの才能の持ち主たちを指導する機会に恵まれました。
そして、そんな凄い才能の持ち主が集まる学校に私の子どもも通わせ、その人たちから学び、そして目標にしてほしいと考えるようになったことがきっかけですね。

現在は学校教員を辞めて農家へと転身されていますが…

40歳を過ぎた辺りで「人生は決して長くない。自分のやりたいことをバリバリできるのは75歳辺りまで」と思うようになりました。
そして自分の人生を顧みた時、教員のことしか知らない人生は勿体ないと思い、そこから農業への挑戦を始めました。
教員を退職後に、大学で農業を学び、土地や農機を購入し、令和7年から本格的にスタートさせました。
現在、キャベツや白菜、人参など計6種類の野菜を生産しています。
三股町には「三股魂」という開拓精神を表した言葉があり、私はこの言葉が大好きです。
その精神に則り、農業を通して町を盛り上げる一人であり続けられるよう頑張っています!

米田 透さん

三股町の良いところ教えてください。

三股町は都城市に近い西側に人口が集まっており、利便性に優れたベッドタウンとしてとても暮らしやすい町だと感じています。町全体がコンパクトなので、学校や役場など生活に必要な施設への距離が近い点も魅力です。
また、私は魚釣りが好きなのですが、宮崎や鹿児島の海まで約1時間で行けるアクセスの良さも嬉しいポイントですね。
さらに、ランニングをする私にとっては自然の中を走れるコースが多く、気持ちよく運動できる環境が整っています。
加えて、ゴミ出しの分別が少なく負担が少ないところも、日常生活の中で助かっています。

米田 透さん

三股町に対して改善点などの要望はありますか?

農業に携わるようになって感じたことですが、三股町には農作物をはじめ、工業や商業、食、観光、イベントなどさまざまな魅力がありますが、「三股町といえばこれ」と言えるような強い特色や発信の軸があると、さらに町の魅力が伝わりやすくなるのではないかと思います。そうしたブランドや象徴となるものが確立されれば、それに関わる生産者や事業者の方々もより潤い、地域全体の活性化にもつながるはずです。行政の後押しも受けながら、町の魅力をより広く発信し、産業や観光がさらに盛り上がっていくことを期待したいですね。

町外の人に対して三股町のアピールをお願いします。

私がランニング中に挨拶をすると、ほとんどの人が挨拶を返してくれるのですが、挨拶の返しだけで人の良さ、町の良さが分かると思っています。
この人の良さが三股町の一番魅力的な部分だと思います。
人が良くないと、住んでみたいとは思いませんしね。
こんな素敵な人たちと、豊かな自然に囲まれて暮らせる三股町は、日々の何気ない瞬間に安心や心地よさを感じられる場所です。
人のあたたかさが町の空気になっている――それが三股町の自慢できるところだと思います。

米田 透さん